きょうの料理レシピ
豚肉のスタミナ炒め
ビタミンB1の多い豚肉と、殺菌作用のあるにんにくとしょうが。少ない材料ながら、夏バテ予防に効果抜群です。紹興酒と黒砂糖でコクと照りを出し、ご飯にもパンにもよく合うこってり味!
写真: 木村 拓(東京料理写真)
エネルギー
/480 kcal
*1人分
調理時間
/10分
材料
(2人分)
- ・豚バラ肉 (薄切り) 200g
- ・にんにく (みじん切り) 大さじ4
- ・しょうが (みじん切り) 大さじ1
- 【A】
- ・紹興酒 大さじ1+1/2
- ・黒砂糖 大さじ3
- ・細ねぎ (小口切り) 大さじ3
- ・しょうゆ
つくり方
1
豚肉は2cm長さに切る。脂身の多い部分を6~8切れほど取り分けておく。
2
フライパンに1の脂身を入れて中火で炒め、脂が出たらにんにく大さじ3、しょうがを加えて炒める。
3
香りが出たら残りの豚肉を加えて炒め、肉の色が半分ほど変わったら【A】を加えて強火にし、全体にからませる。しょうゆ大さじ2を加え、汁けをとばしながら炒める。
4
とろりとしてきたら、残りのにんにく大さじ1をサッと混ぜる。火を止めて余熱でにんにくに少し火を通し、器に盛って細ねぎを散らす。
全体備考
【コクを出すための調味料】
料理に使う酒を紹興酒(もち米を発酵させた醸造酒)にするだけで、ぐっと中国料理らしい風味に。ミネラルの多い黒砂糖は、身体を温める作用があるといわれ、薬膳料理でよく使う砂糖です。紹興酒は日本酒、黒砂糖は上白糖でも代用できますが、この炒め物にはぜひ、この2つを使って。簡単に、豊かなコクを出すことができます。
きょうの料理レシピ
2013/07/09
豚薄切り肉でパパッとおかず
このレシピをつくった人
パン・ウェイさん
中国・北京生まれ。「季節と身体」をテーマに四季に沿った食生活を提唱し、東京・代々木公園にて薬膳料理や中国家庭料理の教室を主宰。
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